パソコンでゲームがしたい!
DVD、Blue-rayをキレイに観たい!
画像編集ソフトや動画作成ソフトを快適に動かしたいが、パソコンを買い替える訳にはいかない!
しかも、スリムPCなので自由がきかない!
あげく、電源が240Wしかない。。。
そんな方にコスパ最強GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPがオススメです。
※2019/2/8にはASUSから新発売されました。
240W電源業務用中古パソコンにグラフィックボードGeForce GTX 1050 Ti 4GT LPを載せてみたっ!
結論から言うと
問題なく、不具合もなく、動きます♪
- 240W業務用パソコンに載るGeForce GTX 1050 Ti 4GT LPのサイズ
- ファンの音や発熱
- 物理的な障害
- 激重FINAL FANTASY XVベンチマークをかけてみた結果
などを書いています。
ぶっちゃけ、業務用、中古でも使いたいグラフィックボードにCPU、メモリ、HDD空き容量などが対応していればOKです♪
雑すぎる…(;´Д`)
問題は240Wでも大丈夫なのかということ。
240W電源パソコン
さて、ここにナイスなパソコンがあります。
- Windows10pro 64bit
- SSD120GB HDD500GB
- 第3世代Corei5-3570
- メモリ8GB
- 出力端子VGA、DP(HDMIは無い)
- DVDマルチドライブ搭載
240W電源のパソコンです。
(特殊電源ユニットのため交換不可)
これにギリギリ載せられる最上級のグラフィックボードが、
コスパ最強GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPでした。
理由は、補助電源が必要ないということと下位上位モデルと比べてコストパフォマンスが抜群に良いところです。
挿すだけでOKだし、電力効率に優れたグラフィックボードです。
パソコン内部のサイズを測る
グラフィックボードの差し込み端子口は
PCI-Expressx16という所です。
画像を見ると差し込み口が4つあります。
一番下の白い差し込み口の上の部分の黒いヤツです。
基盤のマザーボードに書いてあったりしますが、使っているパソコンのメーカーホームページで仕様を調べると安心です。
PCI-Expressx16が、有るのか無いのか、どこにあるのか。
事前調査は大切ですね☆
ホームページのメーカー使用表を見てみると、
最大奥行16.7cmと書いてありました。
実際測ってみると、CPUの上に乗っているヒートシンクから
端っこまでの横の長さ約17cmでしたよ。
後はロープロファイル対応(LP)のGeForce GTX 1050 Ti 4GT LPを選ぶだけだと思いますが、まだ測る所があります。
ロープロファイル
『LP』という部分。
デスクトップPCにはサイズがあります。
- タワー型
とにかくデカいが、ほぼ何でもサイズを気にせず改造できる。 - ミニタワー型
少し小さい。物によってはサイズチェックが必要だが、まだまだ余裕で改造できる。 - スリム型
小さい細い。完全にサイズチェックする必要あり。
今回使うパソコンがこのタイプ。 - キューブ型
小さくて四角い。ほぼ何も出来ねー。 - 一体型
モニターとパソコンが1つになった一体型。グラボなんて無理サイズ。 - スティック型
ディスプレイのUSBに挿すスティックタイプ。
完全に何も出来ねー。
載せようとしているパソコンがスリム型なので、
『LP』ロープロファイルというグラフィックボードが条件でした。
簡単に言うと、細めのパソコンにも載るよ♪ということです。
メーカー選び
ロープロファイル対応グラフィックボードといっても、メーカーによって金額もサイズもバラバラです。
geforce GTX 1050ti LP Yahooショッピング検索
geforce GTX 1050ti LP 楽天市場検索
geforce GTX 1050ti LP amazon検索
geforce GTX 1050ti LP ドスパラ検索
例えば、この3つのメーカー
(横x高さx幅)mm
追記:2019/2/8発売
ASUS GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP
182×70×41
結構バラついていますね。
玄人志向の高さ12cmって、どーゆー意味なんだろう??
ちょっと解りませんでした。
この3つのメーカーのサイズを見ても解る通り、
ELSA GTX1050Ti LP の1択でした。
最低300W以上
低電力とはいえ、
GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPの最低電力は300Wです。
推奨だと350W以上です。
・・・。
ムリじゃん。(´・ω・`)
と、思うかもしれませんが、
GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP自体の最大消費電力は
75Wです。
先人たちの知恵もあり、パソコン自体にアレやコレや挿してなきゃ大丈夫ではないかと思いました。
例えば、メモリーを何枚も挿していたり、USBで何かを充電してたり、 外付けHDDを付けていたり・・・。
もしかしたら大丈夫かもしれませんが、わざと電力オーバー実験なんて怖くて出来ませんw
(※外付けHDD挿して書き込み読み込みしてみましたが動きました☆)
ELSA GeForce GTX1050Ti LP
型番GD1050-4GERTL
詳しいスペックはELSA公式ホームページをご覧ください。
おうおうおう!
シンプル!すごく、シンプル!
では、早速そ~ちゃくっ♪
うあぁ、ギリギリですね!
ヒートシンクとグラフィックボードの間は、1cm!
他のメーカーだったら、完全にアウトでしたね。。。
ん?あれ?なんか、後ろの部分フレームと被ってない??
ガーン。HDMIがフレームと被って挿さらないょ。。。
他のHDMIなら挿さるかもしれないが、うちには無い。
ディスプレイポート(DP)なら何とか挿さりました。
うちのモニターにはディスプレイポートはありません。
HDMIしか入力できないので、このアダプタを使いましたよ。
持ってて良かった~☆
先程の『事前調査は大切ですね☆』の言葉が痛い。。。
このブログが皆様の事前調査の一部になることを願いますw
それでは電源を入れてみましょう。
ドキドキ
スイッチオン!
さーさー、立ち上がり時間がいつもより倍ぐらい掛かったが、無事に起動しました。
画面がグチャグチャだったけど・・・。
一瞬、焦りましたよ(-.-;)
グラフィックボードのドライバを自動インストール中だったみたいで再起動したら、元の画面になりました。
ドライバCDも付属していましたが、今回は使いませんでした。
グラフィックボードを取り付けるだけですぐに使えます。
取り付けてすぐの感想
何も変わりません。
WEBサイト開いてもYouTubeで動画観ても、特別キレイになったわけでもない。
パソコン本体からの音も変わらず静かです。
問題だった240W電源のトラブル、エラーなどありませんでした。
普段使いなら240W電源パソコンにグラフィックボードGeForce GTX 1050 Ti 4GT LP載せても全く問題なさそうです。
しかし、普段使いならグラフィックボードなんて載せる必要ありませんよね。
やっぱりPCゲームが出来るのかどうかでしょう♪
高負荷をかけてみる
ベンチマークを試してみます。
どうせなら解りやすく実際にあるゲームのベンチマークを試してみます。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク
その名の通りFINAL FANTASY XVのゲーム画面やキャラクターを表示して、実際に自分のパソコンでFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONを動作させたときに、どの程度快適にプレイできるのかをスコアで確認することができます。
簡単にいうと、このベンチマークでカクついていたりすればFF15買ってプレイしてもカクつくよ!ということです。
結果
高品質
解像度1920x1080でやや重いという結果でした。
フレームレートは20~35fpsで若干重たい感じがありました。ほぼ20fps台です。
標準品質
解像度1920x1080で普通という結果でした。
フレームレートは30~40fpsで、ストレスなく動いていました。
軽量品質
解像度1920x1080でやや快適という結果でした。
フレームレートは40~60fpsで画質が落ちた感じもなく、むしろfps値が上がって体感的にきれいに見えました。
最後の料理のシーン、はっきりと分かります。
綺麗というか、見た目の温度まで分かる気がします☆
軽量品質がおすすめです♪
もちろんディスプレイの性能、大きさによりますね。
ちなみに私はBenqの21.5インチです。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONを動作させる公式PC最低スペックは、
- OS: Windows7 / Windows8.1 / Windows10 64-bit
- プロセッサー: IntelCorei5-2500(3.3GHz and above)/ AMD FX-6100 (3.3GHz and above)
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIAGeForceGTX 760 / NVIDIAGeForceGTX 1050 / AMD RadeonR9 280
今回使ったパソコンの条件にピッタリ当てはまりますので普通で当然の結果です。
まとめ
体感的に標準品質と軽量品質の差があまり感じられず、かつfps値が上がったので、軽量品質の方が見やすい。
グラフィックボードのファンが回っている音が聞こえますが、全く気になりません。
これなら机の上にパソコンを置いても気にならないと思います。
グラフィックボードのGPU温度はMAXで77度かなり上がりましたが、すぐに30度台まで落ちました。
静かなのにしっかり冷却してくれているようです。
問題の電力不足の不具合も全くありません。
240W電源でもゲームが出来るパソコンは作れます。
FINAL FANTASY XVがキレイに動くようなので他にも結構最新ゲームが出来ると思いますよ♪
今回のブログの詳細アイテム
グラフィックボード ELSA GTX1050Ti LP
ベンチマーク FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク
温度を測ったソフト HWMonitor
最後まで読んでくれてありがとうございました^^
追記
GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPの後継モデルとして発売されたGeForce GTX 1650 4GT LPは240W電源パソコンのような低電圧電源PCでも余裕で動きます。
GeForce GTX 1050 Ti 4GT LPとGeForce GTX 1650 4GT LPのスペックを比べてみました。
コメント
[…] 240W電源PCにグラフィックボードGeForce GTX1050Ti LPを載せたら動くのか!? […]
こちらの記事と全く同じパソコンを持っているのですが、特殊な電源だった為グラボの増設は諦めていましたが、ここのページを見て念願叶いました!
ちなみに自分の場合はドライバが自動インストールされなかったのでHPまでいってダウンロードしました。
DPとHDMI部分はやはりそのままでは刺さらず、端子のプラスチック部分を少し削ってなんとか差し込みました。
とても参考になりました。ありがとうございました。
お役に立てて良かったです♪
やはり、映像端子はそのまま挿さりませんでしたか。。。
フレームをひん曲げる方もいましたよ^^