Google AdSenseのページのお知らせやメールに
『Sellers.jsonに関するご対応のお願い』
というのを目にしたことがあるかと思います。
広告主さん(購入者)にあなた(販売者)の情報を提示して
広告枠を買ってもらいやすくするっ!
というものです。
情報提示の内容、公開の方法を知りたい方は
どうぞ、最後まで御覧くださいませ。
sellers.jsonの公開方法
Sellers.jsonの公開方法はとても簡単です。
Google AdSenseのサイトを開き、
『アカウント』をクリックすると
『販売者情報の公開設定』という項目が出ますので、
『非機密』にチェックを入れるだけです。
普通にブログ運営だけしているのであれば、
『ビジネスのドメイン』は何も記入しません。
個人または会社の公式サイトがある方だけです。
ブログサイトではありません。
sellers.jsonの公開内容
Sellers.jsonの情報公開の内容を見てみたいと思います。
- seller_id
- is_confidential
- seller_type
- name
- domain
5つの項目があります。
1.seller_id
先程のSellers.jsonの公開方法でアクセスしたGoogle AdSenseのアカウント画面に出ました『サイト運営者ID』というところです。
『サイト運営者ID』というのは、今回の情報公開に限らず、誰でも見ることが出来ます。
ads.txtを設定していれば、
Ads.txt チェッカーこのサイトからURLを入力することで簡単に見ることが出来ます。
ads.txtってなに?
っていう方はこちらの記事も御覧ください。
または、知りたいサイトで広告にカーソルをあわせた上で右クリック。
『ページのソースを表示』か、『検証』を選択してください。
その中に『pub-0000000000000000』というサイト運営者IDが書いてあります。
このようにサイト運営者IDはバレても重要ではありません。
2.is_confidential
機密(非公開)になっているか、非機密(公開)になっているかを表示します。
機密になっていれば、
のちの項目の『name』『domain』は公開されません。
3.seller_type
PUBLISHER(サイト運営者)
INTERMEDIARY(仲介)
BOTH(両方)
の3つに分類されます。
普通にブログ運営しているのであれば、
PUBLISHERになります。
4.name(重要)
情報公開で心配されている方の1番はココではないでしょうか。
Google AdSenseヘルプの説明では、
販売者名。これは、お支払いプロファイルの [名前と住所] セクション(個人アカウント)または [会社名と住所] セクション(ビジネス アカウント)に表示される名前です。
と、あります。
参照される項目に『住所』と書かれていますが、住所は提示されません。
[名前と住所] セクションの名前だけであって、
住所を提示するとは書かれていません。
このnameは、
Google AdSenseに登録した名前もしくは会社名になります。
個人情報ですが、これは一般では見ることは出来ません。
5.domain
Google AdSenseの収益化しているサイトドメインが記載されます。
複数サイトを持っている場合、すべてのサイトドメインが記載されます。
サイトURLとはまた違います。
このブログ・サイトでは、
『https://www.bero-deteru.com』ではなく、
『bero-deteru.com』になります。
まとめ
sellers.jsonとはads.txtにプラスαされた機能です。
販売者情報の公開設定を非機密にすることによって
sellers.jsonファイルに
- seller_id
- is_confidential
- seller_type
- name
- domain
が記載されます。
広告主は、あなたのsellers.jsonファイルを見ることによって信頼できるサイト(広告枠)だと確認することが出来ます。
Googleは、あくまで推奨であり強制しているわけではないのですが、
やはり広告主からみて、
『情報公開されている』サイトと
『情報公開されていない』サイト
どっちを優先的に選ぶでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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